最強プロモーション・心理コントロールの仕掛け人・プロデュース・ブランディング・集客コンサルティング
2009年09月25日
[人・物・情報 注目コーナー]◆がんばる事が馬鹿らしくなる状況。と、ありました。

今後の沖縄を想像したことがありますか?
今、読むのに最優先したい本だった。
沖縄が抱える『課題』今後抱えるであろう事達がテーマだから。
本屋さんでは、超山積み・注目の本でした。

沖縄に暮らしてみなくては解らない、沖縄の良いところ悪いところが、東京の中心で報道の中心にいるからこそ見えるであろう、記者の視点から、歴史、政策、感情に至るまで、細かいセンスで開示している内容で、驚いた。

特に米軍基地や、戦後に勝者アメリカのブランディングとしての、
沖縄の反日政策など、

今まではタブー視されてきたと思われる内容を、率直にざっくばらんに
書いてあるので、びっくり。。

あらためて記者という職業の鋭い感覚に驚いたと共に、
その感覚は自身にもうすうす感じていたのに、誰も発言しない
周囲なので、『タブーなのかな?』と、漠然と感じていた日々の
現実の沖縄だったのでに更に驚く。

東京を知り尽くし、更に行き来する身であり、
しかも観光客ではなく、
実際に暮らして沖縄の過去と現在を見つめ、
探求する立場の者がより一層より早く知ってしまった、
沖縄の本質と本当に起こりそうで怖い今と今後の問題課題が
ここに『文字化』されています。


幻想の島 沖縄
大久保潤 著
日本経済新聞社
1800円