レバノンは長く内戦が続いていましたが、数年前に私が訪れたベイルートは見事に復興し、 ローマの遺跡があちらこちらにあって、夜になるとライトアップしたロマンティックな遺跡を見下ろしながら シャンパンや、コーヒーを楽しめるCafeがあったり、とても優美な街といった印象があります。 地中海に面するベイルートは奇跡的に残ったヨーロッパの秘密の場所のようなところです。
ヒズボラにも行った事もあります。 イスラエル側とは有刺鉄線のみの国境ギリギリの場所にありました。 道路の周辺や山間には地雷が無数にある地帯を車で通った時にはかなり緊張した覚えがあります。 地雷というのは、動くそうなのです! 地雷自体が動くのではなく、雨や風など自然の大地の力によって、埋められた場所とは違う所に徐々に動くんだよ。 と、教えていただきました。 ヒズボラの元刑務所跡は資料館になっていましたが、ほんの1年前までは、そこに捕虜がいたということで、 かなり生々しく、気分が悪くなりバスにてひとり休んでいたくらいです。 当時は、「過去の戦争」を思っていましたが、まさかまたこんな事が起こるとは、、、ととてもショックです。 また、弊社はレバノンからワインを輸入していた関係もあり、友人も多数います。 彼らにメールを送っても返事がありませんからどこかに非難しているのかもしれません。 下記は、レバノン大使館より先ほど届いたメールです。 渡航暦がない方も、是非義捐金をお願いできないでしょうか。
◆レバノン渡航暦のある皆様へ◆ レバノンにご関心をお持ちいただき有難うございます。 ご存知の通り、いま本国では大勢の一般市民が犠牲になっています。 子供達が待ち望んでいた夏休みは不安と悲しみの日々に一変してしまいました。
大使館へは、本国から数日おきに、今必要な物資のリスト (医薬品のリスト、 消火器、子供のミルク、豆、米、さとう、缶詰 せっけんや、ブランケット、テント、 など)がおくられてきます。
現在日本からは輸送手段も絶たれているので、残念ながら物資を送ることが できません。 そのため、義捐金を募り、本国への支援として送られるよう、口座を開設し ました。(下記) また、本国あてのドル・またはユーロでの口座も、添付の資料にご案内させ ていただいています。
一人でも多くの方のご支援がいただきたく、どうぞ、みなさまにも、周りの 方に、このお知らせをご案内いただけないでしょうか。 ご協力を心からお願いします。
また、これにかかわらず、救済の案など、アイデアがありましたら、ぜひ教 えていただければと思います。
ミルクや食料品、薬を買う資金をご協力ください 皆様にご支援いただいた貴重な寄付金は、 大使館より確実な方法で現地にお届けします。
義援金の送り先 郵便振替口座: 10050-99297891 加入者名:Embassy of the Republic of Lebanon 振り仮名:エンバシー オブ ザ リパブリック オブ レバノン
レバノン共和国大使館 〒100-0014東京都千代田区永田町2-17-8 TEL:03-3580-1227 / FAX:03-3580-2281