ドゥバイから陸路で入って、シンドバッドゆかりの国、オマーンへ。
Ｓｏｈａｒという町まで行きました。
Ｓｏｈａｒはなんと、あのシンドバッドが『初めて出航した港』がある町なのです。
元船乗りな私。それにシンドバッドといえば、冒険家＋商人ですよね。
エジプトやレバノンの物産を輸入していた私にはとっても身近な存在でした。
でも、なぜかシンドバッドのお話は聞けても、『目でみていない』気がして、訊ねてみたくなったのです。　

でも、行ってみましたが、何にも無い。昔は椰子の葉で編んだ家に住んでいたので、
風化して何も残っていないのだそう。。港らしきものも見当たりませんでした。
ただ、歴史館がありました。あったあった！貿易で手にした中国の器とか、エジプトの文化とか。
色々な交易があったのですね。。う〜ん。ロマンティック☆
この歴史館の前あたりがきっと港だったのかもしれませんね。

ＡＭＯＵＡＧＥはご存知ですか？
乳香、というオマーン特産の木の樹脂からできるお香の原料をもとに作られた
世界の香水愛好家セレブの間では大変有名なアラブが誇る香水です。
手作りだそうで量産していないそうです。
女性用は、モスクの形をしていてとても美しい。。
写真の立派な箱は、歴史館の廊下の片隅に置かれていました。
シンドバッドはこの箱に溢れんばかりにいっぱいの乳香を詰めて、海外に渡ったのかな〜。。と思うと
シンドバッドの心に触れられた気がしました。。

観光ずれしていないので、カメラで撮影する事に対してはとても敏感な国です。
あまり多くを撮影していませんが、乳香は沢山持って帰ってきました。
ご興味ある方、お声掛けくださいね。少しでしたら、お分けできますョ。