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2005年07月12日
[社長のお食事]★社長引退記念!?3週連続企画・がなり社長とお食事 その2

先週に引き続き、ソフトオンデマンド社の高橋がなり社長の登場です。
中華料理のほうはつぎつぎ、フカヒレだお肉だなんだかんだ豪華なお皿がどんどん運ばれてきます。こんなお酒まで!

それよりも、私の興味を引いたのは、この新聞!
なんと、ソフトオンデマンド社の会社案内だそうです。
がなり社長は、「採用のために会社案内を作ったほうがいい」という話になって、「じゃあ、どんな会社案内を作ろうか?」となったら「いい紙でつくろう」ということをみんながいうので、「なんでいい紙である必要があるんだ!」ということで、いい紙の正反対の「新聞紙」でつくってやろうということでこのような新聞形式の会社案内になったそうです。なんだか、内容は面白いし、目を引くし、とにかく感動してしまいました。

そして、次の年は最高にいい紙をつかって、こんな高級会社案内をなんと1千万円以上かけて作ったそうです。で、がなり社長が達した結論は「いい紙でも悪い紙でもかわらない。紙のよさが会社案の本質にはなんの影響もない!」と「経験したからこそ断言できる」と豪語されていました。

他にも、60歳くらいの人相の悪い経理部長に4000万円横領された話とか、中国マフィアや、や○ざ、右翼が会社に押しかけてきたときの話とか、いっぱい経験談を教えてくださいました。「国税とか、横領とかそういうイベントが年に数回あって、本当に俺みたいな人生って面白いんだよな〜」と笑顔でおっしゃられているのには圧倒!

そのがなり社長の根性は、佐川急便時代とテリー伊藤さんの事務所での勤務時代に培われたそうです。上半身裸で意味なく竹刀を振り回す上司のもとで、1日3時間睡眠での肉体労働。「寝ながら高速を運転したり、目を開けているつもりでも視界が真っ白なんだよね」でも、そのおかげで運転は上手になって、テリー伊藤さんには、日本一運転の上手な男と重宝されたそうです。そんなテリー伊藤さんにも「噛まないワニを番組で使うからいますぐ用意して来い」とか数々の無理難題をおしつけられ、答えを出しているうちに「何事も不可能はないんだ。解決しない問題はない」と理解し、難題にあたっても、「どうせできるだろう」という発想から解決策の思考から入れるようになったことがよかったとおっしゃっていました。

私もそういえば、テリー伊藤さんの事務所勤務時代に女性上司に深夜に3万円渡されて「いますぐ8万円分の花束作ってきて頂戴」といわれたことを思い出しました。「そんなぁ〜」と思ったけれども、その緊迫した雰囲気に「できません」とはいえず、結局いろいろと智慧を絞った結果すぐに用意できたんです。無理難題を言われてはこなす、、そんな妙な体験が自分に自信をつけさせてくれたのかと思うと、テリーさんに感謝。。(笑)

がなりさんが「経営者の基本は、できませんといわないこと」とおっしゃっていて、本当に共感できました。私たちはテリー伊藤さんの事務所時代に経営者としての下地を鍛えられたのかもしれません。

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いつもは100%私が書いていますが、今回は尾崎友俐 指定特別ゴーストライター(笑)として、トレンダーズ(株)の経沢香保子ちゃんが書いてくれました!