「なんとなく気分が晴れないときや、何かに行き詰ったときには、お部屋の片付けをするようにしています。」というＫ子さん。こまめに掃除をしていても、雑誌や小物、洋服などどんどん物が増えていくものですよね。「それらを整理したり、捨てたりすることで、心もスッキリして、前向きな気持ちになってくるんです。」（Ｋ子さん）

机の周りや部屋を片付けるときには、自分にとって必要なもの、必要でないものを瞬時に判断しているものです。不要なものを捨てることで、大切なものだけが残る。そして、空いたスペースに、新しいもの、大切なものを増やしていくことができるようになります。

でも、何かを捨てるときには、「いつか使うかも」と思ってなかなか捨てられなかったりもしますね。

「いつか使うかも、と思っても結局使っていないということに気付いたので、今は期限を決めて捨てるかどうか判断するようにしています。例えば、本や資料などは半年から１年、洋服は２年間のうちに使っていないもの、着ていないものは迷わず捨てています。」（Ｋ子さん）

こうして整理していくことを繰り返しているうちに、「できるだけ捨てるものを増やさないように、買い物をするときに、本当に必要なものかを吟味する習慣がついた」という効果もあったそう。

片付けるときにはキレイになった「完成図」をイメージし、その完成図に向かって１つ１つ行動していきます。これは、将来のなりたい自分をイメージし、それに向かって計画を立てて実行していくプロセスと同じですね。片付け力を身につけることで、夢を叶える力も磨かれていくという嬉しい効果も期待できそう。

ちょっと気分を新しくしたい！そんなときには、お部屋の片づけから初めてみるのも１つの方法ですね。

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