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2007年06月19日
[キャリア&マネー研究所上野やすみの“夢を叶えるためのマネープラン”] 第22回◆投資信託の手数料に注意!

初めて投資にトライする人に人気の投資信託。でも、運用を専門家にまかせていること、そして自分ひとりではなく大勢の人の資金によって運用されている団体行動でもあるので、株式投資などとは異なる費用がかかります。

(1)購入するときにかかる販売手数料
投資信託は証券会社、銀行、郵便局などで購入できますが、購入する時には販売手数料がかかります。そして、同じ投資信託でも「どこで買うか」によって手数料が違うのです。同じ家電製品でもお店によって値段が違うのと一緒ですね。それならば安いお店で買わなければ損!買う前に比較して選ぶようにしてください。販売手数料のかからない「ノーロードファンド」と呼ばれるものもありますが、その他の費用が高い場合もあるので、これだけで判断しないようにしましょう。

(2)保有している間にかかる信託報酬
投資信託はプロに運用をお任せするので、投資信託を「買ってから解約するまでの間」にも手数料がかかります。これを「信託報酬」といいます。信託報酬は毎日差し引かれるので、最初だけにかかる販売手数料と違い、長期で持つとかなりの金額になります。

できるだけ低いものにしたいと思うところですが、高いリターンを目指しているアクティブ型の投資信託はインデックス型よりも運用に手間がかかるので、信託報酬も高めになっています。高いリターンを望むなら手数料は惜しまずに払う必要がありますが、比較するときは手数料だけでなく、過去の運用実績がいいかどうかも判断材料にしましょう。

(3)解約時にかかる信託財産留保金
解約時には「信託財産留保金」という費用がかかる場合があります。投資信託は団体行動ですから、そこから外れる時にペナルティーが必要なのです。

このように、投資信託では3つの手数料がかかります。運用成績にかかわらず確実に引かれてしまうお金なので、できるだけ手数料が低いものを選ぶようにしたいところです。投資信託を買うときには必ずチェックしてくださいね。


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