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2007年05月29日
[キャリア&マネー研究所上野やすみの“夢を叶えるためのマネープラン”] 第19回◆あなたの理想の住まいは?

好きな街で、素敵なインテリアに囲まれたお気に入りの空間で毎日を過ごすことができたら、仕事の疲れもすぐに癒されてしまいそうですね。そのくらい「住まい」が私たちに与えてくれるエネルギーは大きなものがあります。

仕事が忙しくて帰って寝るだけだから…なんて住まい選びをおろそかにしたりしていませんか?忙しいからこそ、一瞬で気分が変えられるお気に入りの場所にして欲しいと思います。

あなたが理想とする住まい、暮してみたい家はどんな家ですか?間取りやインテリアの配置、窓から見える眺望などを絵に描いてみましょう。絵に描くには具体的に映像を浮かべないといけないので、言葉で考えるよりももっと細かいところまで考えるし、その映像が脳裏に鮮明に焼きつくので、望みが叶いやすいという効果があります。私の収入ではこのくらいかな、などと範囲を狭めないで、思い切り理想を描くことが大切です。

ワンルームマンションに住んでいた友人のJ子は、「高層マンションの100平米の部屋で値段は1億円。リビングの大きな窓からきれいな夜景が見えて、住所は高級住宅地で有名な○○」と、そのときの彼女の部屋とは程遠い、大胆な絵を描きました。「いいねぇ、その家に私も呼んでね」「お祝いにワイン持っていくよ」と一緒にいた友人達で盛り上がり、実際に暮しているイメージもわいてきたよう。

すると3ヵ月後、J子はその絵と同じ景色が見えて、住所もほぼ同じというマンションに住むことになりました。広さは理想の4分の1ほどで、窓も小さく、賃貸ですが、窓からの眺望はJ子が描いた絵そのものでした。

J子曰く「この絵を描いていなかったら、きっと物件を探す範囲や視点も違っていたと思う。この絵が脳裏に焼きついていたから、それに近いものをいつの間にか追い求めていたみたい。」

絵を描いてみるって、すごい威力を発揮するんですね。その理想の絵を理想のまま終わらせないJ子もエライ。100平米は無理でももっと小さい家ならどうだろう、買うのは無理でも賃貸なら可能かもしれないと考えて、優先したかった利便性と窓からの眺望を手に入れました。

全てを手に入れるのはすぐにはできなくても、一部分だけならすぐにできそうですね。住まいに限らず、夢を絵に描いたり、写真を貼ったりして、なりたい自分、理想の暮らしを一歩ずつ実現させていきましょう。


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