一生懸命勉強して資格を取得！でも、この先どうやって仕事につなげていけばいいのか、多くの人が悩んでいるところです。資格を取る過程では資格に必要な知識は学びますが、仕事の仕方までは残念ながら教えてくれません。

そこで、次のようなポイントで考えてみてください。

(1)経営者の視点を持つ
資格を活かして独立するということは、自分が会社の社長になるのと同じこと。与えられた仕事をするのではなく、自ら仕事を生み出して、お客様に買っていただかなくてはなりません。だから、まずは視点・意識を変えていくことが大切です。経営者の人に直接話を聞いたり、本を読んだりして、経営者の人がどのような考え方をしているのかを学びましょう。

(2)自分の価値観、興味、能力を明確にする
自分が他の人や社会にどのように貢献したいか、どのようなときに自分が喜びを感じるかを考えることが重要です。悩みを解決してあげるお手伝いをしてあげることが喜びなら、そのために資格取得で学んだことや今までの自分の経験を通して、悩んでいる人にどうしたら役に立てるかを考えてみましょう。

(3)誰に、どんな商品・サービスを提供するか
最近はライフスタイルや趣味・嗜好が多様化しています。すべての人に気に入ってもらおうとすると最大公約数を選択することになり、誰にとっても物足りないものになってしまいます。そこで「女性向け」「独身向け」「30代ビジネスマン向け」など対象を絞り込むことが重要です。年代や性別ではなく「住宅を購入する人」「起業したい人」といった切り口もあるでしょう。そして、その人たちのためにどんなサービス・商品を提供するのかを考えていきます。

(4)自分を知ってもらう
どんなにいい商品でも信頼できない人からは買いたくないものです。逆に、商品内容にそれほど差がないのなら「信頼できる人から買いたい」と思う人が多いでしょう。そこで、自分を知ってもらうための情報発信をしていくことも大切になっています。今はブログという便利なツールがあるので、すぐに始められますね。自分の考えや価値観を発信していくと、それに共感する人が集まってきます。文章を書くことで自分を深く見つめる機会にもなり、ブログで夢を語ることで、夢が実現しやすくなるというメリットも！

いかがですか？すでに独立・起業したつもりで考えたり、振舞ってみると、イメージもわきやすくなりますよ。

--------------------------
キャリア＆マネー研究所
http://www.c-money.jp/
--------------------------