最強プロモーション・心理コントロールの仕掛け人・プロデュース・ブランディング・集客コンサルティング
2007年03月19日
[キャリア&マネー研究所上野やすみの“夢を叶えるためのマネープラン”] 第10回◆医療保険に入っていますか?

30歳になるA子さんは仕事のストレスから急性胃腸炎にかかり、検査を受けたところ、胃腸の病気だけでなく、子宮筋腫も発見されたそう。

最初に行った病院では「子宮を全部摘出する」と告げられ、とてもショックを受けたA子さんは、別の病院でも検査を受けてみると、ある病院では「筋腫だけ取り除く」、ある病院では「薬で筋腫を小さくする」と異なる治療法を提示されました。

A子さんの知人で子宮筋腫の治療を受けた人に相談すると「薬だけの治療をしたものの、治療をやめた途端、筋腫は元の大きさに戻ってしまった」とのこと。Aさんは改めて各病院を訪れ、入院時期や期間、手術方法などを聞いて、最終的に「手術で筋腫を取り除く」という治療を受けることに決めました。

7日間の入院費と手術代、差額ベッド代で約30万円かかりましたが、健康保険の高額療養費からの払い戻しや、民間の生命保険の給付金で、医療費はほとんどカバーできたそうです。これまで「保険料がもったいないから保険はやめてしまおうか」と考えていたA子さんも、「保険の大切さを実感した」と語っています。

統計によると20〜30代は、男性よりも女性の方が入院する率が高くなっています。これは、妊娠、出産にまつわる病気や、子宮筋腫、乳がんなど女性特有の病気が要因の1つ。子宮筋腫の場合、最近は開腹手術をしないで超音波などで治療する方法もありますが、健康保険の適用外のことが多く、50万円程度の費用がかかります。いい治療を受けるには医療費の負担も大きくなってしまうんですね。

医療費以外にも、独身女性は仕事を休むことで収入減少というリスクもあり、子育て中の主婦の場合は、ベビーシッター代や家事代行など健康なときにはかからない費用が発生することも見逃せません。

このようなリスクに備えるために、医療保険に加入しておくと安心です。20代〜30代なら毎月の保険料は2000円程度なので、家計への負担もそれほど大きくならないでしょう。女性の場合、家族の保障はしっかり入っていても自分の分はおろそかになっていることも多いので、この機会にぜひわが家の保障を見直してみてください。


--------------------------
キャリア&マネー研究所
http://www.c-money.jp/
--------------------------