「毎月きちんと積み立てしているけれど、旅行や習い事などやりたいことがあるとすぐに取り崩してしまって、なかなかお金が貯まらないんです…。」

そんな悩みを持っている人も多いですね。海外旅行に行ったり、洋服を買ったりするときに貯蓄を取り崩してしまい、また振り出しに戻ってしまうわけです。でも、お金は使うために貯めるのですから、貯蓄を取り崩すことが悪いことではないんです。ただ、ひんぱんにお金を出し入れしていると、貯蓄を取り崩すことに慣れてしまい、いつの間にか口座が空っぽになってしまう危険性もありますね。今月いくら増えたのかも見えにくいので、やる気も薄れてきてしまいます。

そこで、２つの預金口座を持つことをおすすめします。１つは「使うために貯める口座」。旅行や習い事など近いうちに使う予定のお金や、冠婚葬祭などの臨時出費に備えるお金を預けておきます。今は金利も低いので、この分は普通預金に預けていてもいいと思います。郵便局の定額貯金などのように、半年経てば出し入れ自由な金融商品もありますよ。

もう１つは「貯め続ける口座」です。これは５年以上先の予定や、もっと先の将来のためのお金を入れておき、途中で引き出さないようにします。こうしておくと、貯め続ける口座では貯蓄残高が増えていくので、「お金が貯まった」と実感できて、やる気もわいてきます。

貯蓄が多い人にお話を聞くと、「絶対に引き出さないように、キャッシュカードや通帳は親に預けている」とか、「投資信託など、簡単に引き出せない金融商品で積み立てをしている」など、誘惑にならないように工夫していました。

そして、「お金が貯まってくると、もっと貯めようという気持ちになる」という人もいれば、「お金が貯まると物欲がなくなる」という余裕のお答えも！

お金が貯まったら何をしようかしら？と夢を描きながら楽しんで貯めること。それも続けるための大きなポイントです。さぁ、あなたも２つの口座で夢をかなえましょう！

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キャリア＆マネー研究所
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